横浜美術館
バブルの初めの頃、開発が始まったばかりの「みなとみらい」で、いち早く完成したのが横浜美術館です。
荒涼たる埋立地で、輝くような白亜の建築。設計は「世界の丹下健三」
当時流行の「ポストモダニズム」様式の美術館です。
横浜に越して来て、よく前は通っていましたが、なんとなく入りそびれていたのです。
今見ても十分に大きく贅沢な建物なのですが、通常展示はいかにも物足りないのです。
天井の高い広い空間に相応しい「大作」が少ないこともありますが、展示数が極端に少ないのが理由です。聞けば結構収蔵品はあるようなのですが、なぜか殆どが収蔵庫の中。実に実に勿体ないことです。
ここ暫くの行革で外郭団体が減ったせいもあって、空スペースも結構あってこれも実に勿体ないのです。
みなとみらい地区は、タワーマンションが林立して、住民が急増中。
来年から市民税を納める横浜市民としては、空部屋を使って市立図書館などサービス施設を新設するべきだと思うのです。
みなとみらい地区は、西区役所から遠くてとても不便。しかも桜木町の遙かむこうに中央図書館が一つだけ。横浜市は「区に一つ」しか図書館を作らない方針とか、なぜ?
市役所の出張所など、わざわざ横浜駅に高い賃料で借りなくても、美術館の「片隅」で十分だと思うのですがいかがでしょう?中田市長様。
ちなみに、いかにもお役所的な年間パスが発売中です。
5000円で、通常展・企画展とも1年間フリーパス。通常展が500円なので、これはとってもお得。今どき冷暖房が十分に効いた静かなスペースが使い放題です。
どこぞのコーヒー店を書斎代わりにしているなら、こちらのほうが断然お得です。
問題は、その期間。何と毎年4月から3月までと決まっています。
4月に買っても5000円。9月に買っても5000円 (10月からは半額らしいですが)
定期券でも発売日から1月〜6月なのに、これでは年度末にむけて「どんどん売れなくなる」のが当然の「何考えているのか」のパスなのです。
HPですらまともに宣伝されていないうえ、このお役所的営業のせいか、ほとんどその存在を知られていない「不幸でお得な年間パス」なのです。
せっかくある収蔵品、展示してこそ意味がある。展示替えも年間わずか3回だけなのです。
やたらと目につく美術館職員の皆様は、日々何をして時間をつぶしているのか。
ここはやはり営業努力が報われる「指定管理者制度」の導入は不可避なように思えます。
せっかくのご近所ですので、横浜美術館の年間パスを入手して、自宅の冷暖房代を節約しつつ、その改善策をじっくりと観察したいと思うのです。
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